PREVENTION

予防歯科

大分市明野のクローバー歯科|虫歯・歯周病予防のための小児ケアや定期メンテナンス、PMTCやキシリトール活用も対応

予防歯科について

歯の健康を維持するために欠かせない予防歯科、歯周病や虫歯を未然に防いで健康で快適な人生を

虫歯予防 –小児のブラッシング

小児のハミガキの方法として、毛先でヨコに磨く方法のスクラッビング法をお薦めします。年齢に応じて0→8歳までは、寝かせ磨きをしてあげます。(8歳~12歳までは、お母さんが仕上げ磨きをしてあげます。) 8歳からは、徐々に自分で磨けるようにします。

虫歯予防レッスン1: ヨコ磨き

ヨコ磨きのイメージ 基本的な歯磨き方法として、歯ブラシを横に動かして磨く方法を紹介します。

虫歯予防レッスン2: 寝かせ磨き

寝かせ磨きのイメージ お子様を寝かせた状態で、上から歯を磨く方法を説明します。

虫歯予防レッスン3: ヨコ寝かせ磨き

ヨコ寝かせ磨きのイメージ 寝かせた状態で横から歯を磨く方法を紹介します。

虫歯予防レッスン4: おさえ磨き

おさえ磨きのイメージ 歯ブラシを固定して歯を磨く方法を説明します。
朝・昼は自分で磨かせ、うがいもしっかりさせてあげてください。寝る前は時間をかけて仕上げ磨きをしてあげます。歯ブラシのあとに、デンタルフロスで歯のすき間の汚れを取りましょう。

間食(おやつ)

子どものからだは目を見張るばかりに急成長していきますが、おなかはまだ小さいので、 一度にたくさんは食べられません。 ですから、大人と同じ三度の食事だけでは、おなかが減ってしいます。 そこでおやつ(間食≠甘食)が必要となるわけです。 理想的なおやつは、サンドイッチ・ホットケーキ・ふかしいもなど、あまり砂糖を使用していない、 手作りのものがよいでしょう。 砂糖、水あめが入ったあめ、ガム・チョコレートなどは、できるだけ避けましょう。 どうしても欲しがる場合は、キシリトール(虫歯になりにくい合成甘味料)などを使用したお菓子をおすすめします。 一日中だらだら食べていると、虫歯のリスクは高まります。 できるだけおやつの時間を決めましょう。 たとえば、幼児期は午前10時と午後3時、もう少し大きいお子さんは午後3時だけ、など。

こどもを虫歯にしたくない

「子どもの歯を虫歯から守りたい」というお父様・お母様は多いと思います。しかし、虫歯の治療が終わった後に、こんな声を耳にすることがあります。「治療が終わったから、しばらく歯医者に行かなくていいかな」「予防は費用がかかるから、歯磨きを頑張るだけでいいかな」「甘いものを控えれば大丈夫でしょう」。 でも、ちょっと待ってください。それでは同じ問題が繰り返されてしまいます。乳歯の治療が終わっても、さらに大切な永久歯を守るためには、継続的なケアが必要なのです。 なぜなら、お口の中の環境が改善されていなければ、新しい虫歯ができやすい状態が続いているからです。特に永久歯は一生に一度しか生えてこない大切な歯です。一度虫歯で削ってしまうと、元には戻りません。 また、治療で入れた詰め物や被せ物にも寿命があります。 長崎大学の研究によると、一般的な銀歯は4〜5年程度で交換が必要になることが多いとされています。治療を繰り返すたびに、健康な歯の組織は少なくなっていきます。 そのため、虫歯の治療後こそが、本当の意味での歯の健康づくりのスタートなのです。予防的なケアを続けることで、お子様の大切な歯を長く守ることができます。

修復物の平均使用年数

修復物二次う蝕脱落歯髄炎平均使用年数
アマルガム充填7.4年8.4年6.0年7.4年
インレー5.8年4.1年5.3年5.4年
鋳造クラウン8.2年6.2年8.9年7.1年
ブリッジ10.1年6.2年7.5年8.0年
ジャケット冠6.4年5.0年4.0年5.9年

日本人の虫歯率

日本人みたいに、歯磨きの回数が多いのに、むし歯になりやすい国民はあまりいません。
12歳児の虫歯保有率の国際比較グラフ日本の12歳児の虫歯保有率は年々減少傾向にありますが、まだまだ改善の余地があります。
年齢別の虫歯保有率の推移グラフ早期の予防ケアが、将来の歯の健康を左右します。
予防歯科の重要性を示す図早期の予防ケアが、将来の歯の健康を左右します。
このデータをみればおわかりだと思います。つまり、甘いものを制限したり、歯磨きをがんばるだけでは、虫歯を予防することは非常に難しいのです。 また、最近のデータで、12歳の日本人のむし歯は1.9本と下がってきていますが、年齢が上がるほど、世界と差が開いていくのが現状です。 これは、実は、歯医者さんへのかかり方が問題であることが分かっています。 予防に定期的に通っていただけると、乳歯はむし歯がいっぱいでも、永久歯はカリエスフリー (むし歯になったことが一度もない)も可能なのです。

各国の歯科定期検診と80歳での残存歯数

各国の歯科定期検診受診率の比較グラフ日本の12歳児の虫歯保有率は年々減少傾向にありますが、まだまだ改善の余地があります。
80歳での残存歯数の国際比較グラフ日本の12歳児の虫歯保有率は年々減少傾向にありますが、まだまだ改善の余地があります。
治療後の検診(リコール)は2-4ヶ月毎に行います。これは、リスクによって異なります。 それぞれのリスクを知ってむし歯を効果的予防できる、唾液を使ってできる簡単なむし歯のなりやすさの検査(サリバテスト)を、是非お勧めします。

PMTC

PMTC(専門的な歯のクリーニング) 当院では、だいたい4歳くらいからPMTC(専門的な歯のクリーニング)を行っています。 ふだん歯ブラシで取ることができない汚れ(バイオフォルム)を除去し、濃度の高いフッ素を塗布します。 PMTCを続けて行ってる子は、していない子と比べて6年間で70%のう蝕抑制効果があります。 予防処置は、特に年齢が低い時期より始めると効果的です。 6歳臼歯が生えるまでに予防をスタートできると、そのあとスタートするのでは、むし歯のでき方に差があることが分かっています。また、予防は早くスタートするほど効果が高いのも実証されてます。

どの様にしたら、虫歯を防ぐ事が出来るのか?

クローバー歯科は以下の2つをオススメしています
その1フッ素を定期的に塗付する。 リスク検査(むし歯のなりやすさの検査)を行う。 フッ素塗布とリスク検査の説明図
その2定期的にPMTC(クリーニング)を行う。定期的な検査結果を元にホームケア、プロフェショナルケアを行っていきます。 PMTCクリーニングの説明図

キシリトールについて

キシリトールはむし歯の原因にならないだけでなく、むし歯の発生を防ぎます。 むし歯の原因となる歯垢や酸を作らないことから、むし歯の原因にならない甘味料は数多く存在します。糖アルコールはその代表であり、基本的に全ての糖アルコールはむし歯の原因にはなりません。 しかし「むし歯の原因にならない」と「むし歯の発生を防ぐ」は、全く意味が異なります
  • キシリトールは虫歯の原因にならない
  • プラーク中のpHを5.7以下に下げない
  • う蝕の原因となる酸の産生が無い
  • 唾液の分泌を促す(生態防御能の基本) 糖アルコール類のすべてがこの性質を持っている
  • キシリトールは虫歯の発生・進行を防ぐ
  • ミュータンス菌の増殖を防ぎ、う蝕原生が少ない細菌叢の形成を促す
  • プラークの量と付着性を減少させる
  • 脱灰を防ぎ、再石灰化(成熱)を促進させる
  • <liキシリトール以外にこれらの全ての性質を備えた甘味料は無い< /li>

キシリトールをどの様に使えばいいの?

口に入る全ての食べ物に含まれている砂糖をキシリトールに換えて、その食事を2年間続けたむし歯予防効果は、砂糖が入っている食事を食べながら、食後にキシリトールガムを噛む効果と全く同じである事が証明されて以来、食後にキシリトールガムを噛むことが推薦されてきました。ガムを噛むことだけでなく、キシリトールタブレットやアメなどで、しゃぶっても同じむし歯予防効果が期待できる事も証明されています。赤ちゃんが生まれる前、もしくは生まれてすぐに、お母さんがキシリトールガムを噛むことが、子供のむし歯を防ぐ事も証明されています。すなわち、キシリトールの使用法は、全て長期臨床結果で証明されているものばかりです
駐車場について
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